・[S13トリプル]エルテラドーブル~おさきにどうぞギルガルドと共に~[レート1900達成]
こんにちは。
きみどりです。
今回はS9から使い続けてきたエルテラドーブルの構築記事を書きたいと思います。
とは言ったものの、核となるテラキオン等
ジョンさんのブログ↓
【トリプル】 とてもつよいテラキオン - 袋叩きパ普及委員会(仮)
を参考にして作っているので、ギルガルドについての考察や、
これまで使ってきた感想がメインになるかと。
これから叩きパを組むって人はジョンさんのブログがとても参考になると思うのでぜひ。
前置きが長くなりましたが、今回紹介するパーティはこちら
以下技構成など…(赤字の部分はちょこちょこ入れ替えて使ってます)
ポケモン | 特性 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|---|
エルフーン | いたずらごころ | にほんばれ | アンコール | ふくろだたき | おいかぜ | 気合のタスキ |
テラキオン | せいぎのこころ | いわなだれ | インファイト | じしん | まもる | ヨプのみ |
ドーブル | マイペース | ねこだまし | ファストガード | ダークホール | フェイント | 拘りスカーフ |
リザードン | もうか | ねっぷう | エアスラッシュ | ソーラービーム | まもる | リザードンナイトY |
ランドロス | いかく | じしん | いわなだれ | とんぼがえり | だいばくはつ | とつげきチョッキ |
ギルガルド | バトルスイッチ | シャドーボール | キングシールド | ワイドガード | おさきにどうぞ |
きょうせいギプス |
エルフーン:臆病HS
テラキオン:陽気hbS(上記のブログ参照)
ドーブル:臆病HS
リザードン:控えめCS
ランドロス:陽気AS
ギルガルド:生意気HDベース
Sのライン:最遅+持ち物補正ありで最遅バレル-1(トリル下で先制)
ここまで落とすとメガ前のバクーダにトリル下で先制できます。
耐久のライン:いくつか試していたのでダメージ計算と一緒に…
補正ありH252→C↑ギルガルドの珠シャドボをシールド時確定耐え
補正ありH252D140→C↑メガバクーダの大地をシールド時確定耐え
上だとC↑メガリザYのダブルダメ熱風が中乱数ですが下だと確定耐えです。
残りは特に調整先が思いつかなかったのでC方面に適当に振ってましたw
ちなみに当初は厳選が面倒だったのでメガバクーダの大地を無補正で耐えるように
H252D252とかで使ってましたww(実は低乱数で落ちますw)使うなら補正かけましょう。
この辺は気分だったり再戦の人だったりで変えてます。
初手の動きは
猫(ファスガ)+雪崩or地震+叩き
猫(ファスガ)+守る+追い風
ダクホ+上のどっちか
の3つが初手の行動になると思います。
ダクホから入るときは猫がいなかったり通せると思った時だけ。マジックコートを誘われていそうなとき(相手に猫いなくてダクホ打てる+真ん中の初手ニンフとかブルンとか)は打ちません。
ファストガードは相手の猫と対格に入ってしまった時に使います。
相手の追い風読みよこどりで先にファスガが横取りされるので注意が必要です。
逆にそれを利用して、ファスガを横取りをさせて追い風を通す作戦も一応あります。
他にもありますがそれは後程…
残り3匹の並びに関してはメジャーな並びですのでここではあまり触れないことにします。
相性補完で入れていったら6匹埋まってたしレートで完全ミラーも何度もあったので…。
★使ってきた感想とか
※ここからとても長くなります。ごめんなさい…。
このパーティについてはシーズン10の頃から使っていました。
当初は
エルフーン:にほんばれ→ちょうはつ
ギルガルド:HD→CS珠、おさきにどうぞ→ラスカノ
で運用していました。
この頃のパーティは、トリックルームを貼られてしまうとほぼ負けに直結してしまうという点があったため、対トリルパに関してはトリルを止める>叩きで攻撃するというような意識を持って対戦をしていました。止める手段は、挑発、ほえる、猫(一応ダクホ)といくつか用意していたのでそれほど困るということはありませんでした。
逆に今よりも追い風下では制圧力が高いです(ギルガルドの型のおかげで)
シーズン10でレートが1800に乗った頃からだんだん勝てなくなってきて、原因は次の2つだと考えていました。
1.相手のガルドが臆病or控えめcsで珠を持っていることが多くシールド時でもワンパンされる。
2.トリルに依存しなくても勝てるスタン寄りの構築に勝てない。
トリックルームを最優先で止めに行くとこちらの展開が遅れてパーティが半壊している。だがトリックルームを決められるとほぼ負けに直結する。
この2つに対する解答を探していました。でも今のパーティの並びを変に崩したくないというのがあり、既存の6匹で変更できそうな駒を考えていたところギルガルドで相手のギルガルドのシャドボを耐えて返しで落とそうという案にたどり着きました。
また、何か良い技はないかと探していたところ、おさきにどうぞという技を見つけました。
あまりメジャーな技ではないかもしれないので、一応説明すると、
対象1匹が、おさきにどうぞをつかったポケモンの直後に行動できるという技です。
僕自身この技については、東北オフ(ダブルバトルのオフ)でメガミミロップニンフィアの並びでおさきにどうぞハイパーボイスを使っている方がいたので面白そうな技だなと当時は思っていました。
ギルガルドにSを振る必要がなくなり、おさきにどうぞの採用を考え、逆補正をかけて持ち物で半分にしたらどこまでトリル下で上を取れるか見たところちょうどモロバレルよりトリル下で先に動くことができ迷わず採用に至りました。
テラキオンが耐久振りで比較的生存力が高く、1ターン目に残っている確率が高いことも採用の追い風になりました。
それに伴い、これまでトリパに対しては
トリルを止める>叩き展開をする
ということを考えていましたが、
叩き展開をするということを最優先にすることができ、むしろトリルを貼ってもらうという考えにシフトしていきました。
この時点でテラキオンのほえるをほかの技に変更する余裕ができました。
ここに地震が入ってきたわけですが、理由としては
・クチートやメタグロスなど雪崩で落とせないポケモンに対して全体技が打てる点
特にトリパのエースであるバクーダやクチートなど確実に仕留められる。
・地震が一貫していれば、雪崩外しという負け筋を消せる点
・相手にトリルを貼らせて2ターン目に即ギルガルドを展開できる点
1ターン目叩き地震猫でドーブル巻き込んで落とす→ギルガルドを出すということが可能になり、2ターン目以降のお先にどうぞでテラキオンを相手のエースより先に動かすことができる。
この3つが主な理由です。
エルフーンの挑発に関しては、相手の補助技を妨害するためにこの時点ではまだ変更していませんでした。
全体を通して、対追い風がつらくなったことや、ギルガルドのラスカノを切ったことでニンフィアが重くなったりガルーラに打点が持てないというデメリットも発生しましたが、トリルに対して安定した勝ち方が出来ていたのでそこは立ち回りでなるべくカバーするようにしました。
とりあえずシーズン10では最高1870くらい(瞬間3位)
最終1815でフィニッシュしました。
話は飛んでシーズン13になり、過去作が使えなくなったためもう一度この構築を引っ張ってきました。(シーズン12は闇に飲まれた)
シーズン13では、体感的にいわゆるjuicy雨(トノグドラルンパゴチルクチートクレッフィ)が多くなったと思います。
対雨に対しては、リザードンがゴチルにキャッチされて雨展開を再びされるのがつらいというのが以前からありました。
雨を使っている人から見ても天候は取りたいので、クレッフィに手動雨を仕込んでいるという話をヒントにして、自分のパーティにも手動晴れを入れてみるのはどうかと思いエルフーンの挑発をにほんばれに変更しました。
この時点でかなりギルガルドのワイドガードがつらいですね…。
それはさておき、手動晴れを入れたことで雨に対しては以前より勝てるようになり、砂に対しての勝率も上がりました。
一方で対晴れに対しては技スペを1つ無駄にしているようなものなので不利になったと思いますがあまり見なかったので特に問題はなかったと思います。
今シーズンでは、以前よりエルテラドーブルへの回答を持っているパーティが増えたようにも感じました。
ラムカゴ両立や
初手フェイント持ち+テラキオンワンパン2匹(かつ上を取られてるかこちらの技で落とせない)の並びもしくはエルフーンの上を取っているなど
特につらかったのはアローカポ@1みたいな選出ですね。
よこどりやワイガの択を捨てきれず、カポもラムを持っている可能性が高い、かなり不利な択を迫られるパーティです。
しかし、相手視点からでも初手エルテラドーブルと出された場合は、
叩き展開orまもる追い風展開orダクホを通す
の3つが頭にあると思います。
なので、無理だな、と思ったらテラキオン引きランドロス、エルフーン引きギルガルドなど、叩きをしないか後ろで叩けるタイミングで叩くという考え方にシフトしていきました。
他にも初手をリザードンランドロスドーブルにして叩き以外の展開から入ってみるなども試していました。
再戦が多いルールなので、1度テラキオンを初手で下げる動きをしたら2戦目以降は安易にそのような択を取れないので、できるだけ多くの動かし方が出来るようになりたいですね。
ランドロスの大爆発も、対戦回数が増えてきて、再戦も多くなりそうだなと感じたころに、思わぬところからの削り(初見殺し)として採用しました。本来であれば馬鹿力や叩きのほうが間違いなく有用だと思いますが、お互い同じパーティで再戦となったときに見せていない技があったほうが有利になると考えたので入れていました。
今期は12月15日現在レート1905で2位(70勝14敗)を達成することが出来ました。
シーズンの中盤ではありますが、トリプルを始めてから1つ目標にしていたレート1900を達成できたことや、何度かニコ生の枠でおさきにどうぞを見せたことなどから今回公開することにしました。
1800後半になってからは、8-2でもレートがトータルで下がったりでとても心が折れそうでしたが最後はマッチング運にも恵まれ何とか達成することが出来ました。今後はとりあえず様子見でしばらくサブロムで遊ぼうかなと思ってますw
PCL(全国ポケサーリーグ)の予選でも使用し、とても思い入れのあるパーティだったので書きたいことを書いただけになってしまった感は否めませんが、ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました!
もし何か質問等ございましたら
きみどり (@7_mizukimidori) | TwitterのほうにリプやDMを飛ばしてくださると喜びます。
これからしばらくは2月のグロリアクラシックに向けてGSバトルの考察とかしてると思います。
ではでは~