・[イッシュファイナル使用構築]トリル軸エルテラ~先制岩雪崩を添えて~
こんばんは。
きみどりです。久しぶりの更新になります。
今回は、先日行われたインターネット大会「イッシュファイナル」で使用した構築について書きたいと思います。
まず、結果ですが、35勝10敗 最高1824 最終1800くらいでした。
以前から考察等々していたためかなり悔しい結果となってしまいましたが、パーティやギミックについてなかなか納得のいくところまで組めたので後悔したいと思います。
以下、使用構築です。
今回のパーティを組んだ経緯など
今回はメガシンカ禁止、6世代のポケモンが使用不可など、エルテラドーリザランドガルドを愛用している僕にとってはギルガルド、メガリザードンが使えないというだけで既存の叩きが組めず、普段の構築から考え直す必要がありました。
また、おそらく環境上位に来るだろうクレセドランや、ノオーブルンといったトリックルームパーティに対して、トリルを貼らせないで叩きながら叩くことは出来ないという結論に至りました。
さらに、5世代と言えば雨パが猛威を振るっていた(自分はやっていなかったけども)と聞いており、リザで天候が取れないことも逆風でした。
このような背景があり、それでも叩きを使いたかった僕の考えはこんな感じになりました。
1.相手のトリルを利用した先制+6(5)雪崩
前述の通り、トリルを貼らせないことを諦め、相手のトリルを利用しようという考えにシフト。
トリックルーム下では、レパルダス→テラキオンと動くことができるため、
レパルダスのアンコール→(前のターンに雪崩を打った)テラキオンの電光石火と選択し先制で岩雪崩を出すことができます。
これにより、トリル後の隙を見せにくくできるはずです。
※このギミックについては僕が以前使用したこちらにて説明していますのでよかったらこちらも見てください。
「かげうち」サーナイト、その真意とは。超高速で「ハイパーボイス」を撃つ、サーナイト+レパルダスを解説!【VGC2015/グロリアクラシック第3回予選優勝】 | ポケモン攻略まとめ
2.相手のトリルを逆に利用する
先の先制雪崩が必ず決まるとも限りません。そのような場合に対策を上記のもののみにしてしまうとトリパに対して勝率が安定しないと考え、ヤドキング+鉄球ヒードランを採用することで、相手のトリパの下をとり、晴れ+噴火ドランで制圧していこうと考えました。
エルフーンにもトリックルームを採用したため、エルテラレパルの基本選出からもドランやヤドキングに引きながら初手トリックルームの動きを取ることができます。エルフーンの神秘と日本晴や、ヤドキングの癒しの波動でドランをサポートしていきます。
主にこの2つのコンセプトでパーティを組みました。
それでは個別にざっと紹介します。
エルフーン 臆病HS
今回初めて追い風を切ってトリルエルフーンを使いました。裏が基本的にトリルアタッカーなので追い風を切ってドーブルやバレルに厚くする神秘、雨に抗える晴れを採用しました。
普段のエルフーンと違って相手の場に能動的に圧力をかけられない分、放置されないように扱うか、頃合いをみて裏のトリルアタッカーに引く必要がありいつもよりシビアな立ち回りを要求されましたがサポート性能はとても優秀でした。
テラキオン 陽気 hbS
いつものジョンさんの配分。普段ファスガを入れている枠に、ギミック用として電光石火を採用しました。
いつもどおりなので特にいうことはありませんが素の電光石火は信用できない火力なので使うときは気を付けましょう。
レパルダス 陽気 AS
ドーブルミラーを嫌ったことや、今回はドーブルがスカーフをあまり持っていない(or持っていたとしても神秘でどうにかなる)と考えレパルダスを採用。テラキとのギミックはもちろんのこと、晴れの2枚採用で相手の雨にも比較的強く立ち回ることができました。
また、Aに振った叩き落すの威力もなかなかだったので使用感は悪くなかったです。
ヤドキング 冷静 HC
トリル(アタッカー)兼ドランサポート兼受け出し性能のある枠として採用しました(なかなかに過労死しそうでした)。
ヒードランの噴火を通すのに邪魔なワイガもち格闘に対してワンパンできるようにCを厚めに。また、噴火を半減で受けてくる水タイプやバンギラスに対しての打点として草結びを採用し、残り2枠でサポートという構成にしました。
ヒードラン 冷静 HC
シュカと迷いましたが、相手のヒードランはヤドキングのムーブや、そもそもテラキオン、ランドロスなど他に任せ、最遅ドラン~最遅S半減ドランの間にいるポケモンに強く出ることができるよう半減アイテムを持たせました。
ラス枠はたぶんラスカか放射で選択。
ランドロス 意地 AS
最後まで迷った枠。たぶんこれじゃない感がすごい。
構築相談をしていた別の方は違うポケモンを採用していたので変えたほうがいいです。
まず浮いてるポケモンがいないため地震が打てず、かといって大地を採用する気にもならなかったので一致技なしランドロスができてしまいました…。
反省点とか
・思ってたほどクレセドラン(ランド)みたいな構築がなかった。
・むしろ雨が多い(特にボルト入り手動雨無理って言ってる)
・ノオーブルンローブシンに勝てない(基本的にこの系統には全敗)
・相手のヤドキングがとてもつよい
ざっとこんな感じです。サブロムがあれば間違いなくランドロスの枠をノオーブルン格闘にある程度強い駒に変えてました。
最後に
今回は持ち物・技のおかげで技はずしがほとんどない構築で、相手からの状態異常も神秘でシャットアウトでき、とてもストレスフリーな対戦を多く行うことができました。
それを抜きにしてもこのルールが好きになりもっとやりたかったという気持ちが強かったです(誰か大会開いてくださいw)。
良い結果を残すことは出来ませんでしたが、ORAS最後のインターネット大会で自分のやりたいことができるパーティが組めてよかったです。
構築相談にのってくれた皆さん、孵化や個体を貸してくれた皆さんありがとうございました!
これにて終わりたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!